宣伝と広報に対するよくある間違い
宣伝は媒体を買うので「有料」、広報は記事に取り上げてもらうので「無料」という対比をよく聞きます。
しかしこれはまったく本質を捉えていませんし、間違いです。
たとえば宣伝部門は媒体を扱うので往々にして「有料」ですが、広報も企業広告として媒体を扱うことはよくあるのです。
次に、最近よく聞くのが、「戦略PR=広報」という図です。これは間違いではないですが、戦略PRはビジネスコミュニケーションの手法のひとつであり、「媒体を購入しない宣伝」という意味合いが強いです。
そのためこちらも誤解を招きやすい構図で、また広報の本質も捉えていません。
企業コミュニケーションの階層から宣伝と広報の違いを理解する
宣伝と広報を区別するには以下の3つの「企業コミュニケーションの階層」を理解すると明確になります。
1.インターナルコミュニケーション
2.ビジネスコミュニケーション
3.コーポレートコミュニケーション
1.インターナルコミュニケーション
主に広報部門が扱います。
これはいわゆる従業員に対する社内コミュニケーションです。ターゲットは従業員となります。企業コミュニケーションとして非常に重要なものですが、宣伝部門が扱うことはまずありません。
2.ビジネスコミュニケーション
主に宣伝部門と広報部門が扱います。
メーカーでいうと製品を扱うコミュニケーションです。ターゲットは主に顧客とメディア(記者(とその先の顧客))になります。
この中で、メディア(媒体枠)を買って顧客とコミュニケーションをするのが宣伝部門となります。生活者目線でも普段から接する機能なので、そのわかりやすさと利益貢献度や露出の面でコミュニケーションの中ではひときわに目立つ領域になります。そのために広報部門と比べてチームの人数も多くバジェットも桁違いになるケースも往々にしてあります。ただし「企業コミュニケーションの階層」という側面では、多数ある企業コミュニケーションの中のひとつでしかありません。
一方でメディア(記者)を通じてビジネスコミュニケーションを行うのが広報部門となります。取材対応やプレスリリースの配信など記者というプロフェッショナルを通じて間接的に顧客コミュニケーションを行います。
このことから、ビジネスコミュニケーションだけをとりあげた場合、「有料」「無料」という切り分けや「戦略PR=広報」という理解もわからなくはありません。しかしながら何度も言いますが「企業コミュニケーションの階層」という側面では、多数ある企業コミュニケーションの中のひとつでしかありません。
3.コーポレートコミュニケーション
主に広報部門が扱います。
ターゲットは顧客やメディア、更には投資家、社会全般と企業をとりまくあらゆるステークホルダーが対象になります。ブランディングや、IR、CSRという領域を扱うため専門部門が対応することがありますが、宣伝部門が扱うことはほとんどの場合ありません。またこの領域の場合、広報部門も企業広告や有事のお見舞い広告など有料のメディア(媒体枠)を扱うことはよくあるのです。
宣伝と広報の本質的な違いとは?
以上のことから、扱うコミュニケーションの領域の違いいう理解が一番わかりやすく且つ本質的であるといえます。宣伝部門、広報部門、どちらもコミュニケーションを扱う部門ですが、以下のようにまとめます。
「広報」:インターナル、ビジネス、コーポレートの全領域を包括的に扱う機能とその部門。
「宣伝」:ビジネスコミュニケーションの一部、特にメディア(媒体枠)を買って顧客コミュニケーションを専門的に扱う機能とその部門。
宣伝は媒体を買うので「有料」、広報は記事に取り上げてもらうので「無料」という対比をよく聞きます。
しかしこれはまったく本質を捉えていませんし、間違いです。
たとえば宣伝部門は媒体を扱うので往々にして「有料」ですが、広報も企業広告として媒体を扱うことはよくあるのです。
次に、最近よく聞くのが、「戦略PR=広報」という図です。これは間違いではないですが、戦略PRはビジネスコミュニケーションの手法のひとつであり、「媒体を購入しない宣伝」という意味合いが強いです。
そのためこちらも誤解を招きやすい構図で、また広報の本質も捉えていません。
企業コミュニケーションの階層から宣伝と広報の違いを理解する
宣伝と広報を区別するには以下の3つの「企業コミュニケーションの階層」を理解すると明確になります。
1.インターナルコミュニケーション
2.ビジネスコミュニケーション
3.コーポレートコミュニケーション
1.インターナルコミュニケーション
主に広報部門が扱います。
これはいわゆる従業員に対する社内コミュニケーションです。ターゲットは従業員となります。企業コミュニケーションとして非常に重要なものですが、宣伝部門が扱うことはまずありません。
2.ビジネスコミュニケーション
主に宣伝部門と広報部門が扱います。
メーカーでいうと製品を扱うコミュニケーションです。ターゲットは主に顧客とメディア(記者(とその先の顧客))になります。
この中で、メディア(媒体枠)を買って顧客とコミュニケーションをするのが宣伝部門となります。生活者目線でも普段から接する機能なので、そのわかりやすさと利益貢献度や露出の面でコミュニケーションの中ではひときわに目立つ領域になります。そのために広報部門と比べてチームの人数も多くバジェットも桁違いになるケースも往々にしてあります。ただし「企業コミュニケーションの階層」という側面では、多数ある企業コミュニケーションの中のひとつでしかありません。
一方でメディア(記者)を通じてビジネスコミュニケーションを行うのが広報部門となります。取材対応やプレスリリースの配信など記者というプロフェッショナルを通じて間接的に顧客コミュニケーションを行います。
このことから、ビジネスコミュニケーションだけをとりあげた場合、「有料」「無料」という切り分けや「戦略PR=広報」という理解もわからなくはありません。しかしながら何度も言いますが「企業コミュニケーションの階層」という側面では、多数ある企業コミュニケーションの中のひとつでしかありません。
3.コーポレートコミュニケーション
主に広報部門が扱います。
ターゲットは顧客やメディア、更には投資家、社会全般と企業をとりまくあらゆるステークホルダーが対象になります。ブランディングや、IR、CSRという領域を扱うため専門部門が対応することがありますが、宣伝部門が扱うことはほとんどの場合ありません。またこの領域の場合、広報部門も企業広告や有事のお見舞い広告など有料のメディア(媒体枠)を扱うことはよくあるのです。
宣伝と広報の本質的な違いとは?
以上のことから、扱うコミュニケーションの領域の違いいう理解が一番わかりやすく且つ本質的であるといえます。宣伝部門、広報部門、どちらもコミュニケーションを扱う部門ですが、以下のようにまとめます。
「広報」:インターナル、ビジネス、コーポレートの全領域を包括的に扱う機能とその部門。
「宣伝」:ビジネスコミュニケーションの一部、特にメディア(媒体枠)を買って顧客コミュニケーションを専門的に扱う機能とその部門。

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